カーブミラー知恵袋
道路反射鏡のメンテナンス
道路反射鏡は、その設置が適切なものであってはじめて本来の機能を発揮します。
鏡面の向きが適性でない、反射率が低下している等の場合は単に見え方が悪いと言うばかりではなく、
ときには運転者の判断を誤らせることにもなります。
したがって安全な交通環境の確保には、道路反射鏡の定期的な点検と適切な補修・交換は欠かせません。
道路反射鏡の主な点検項目と不具合への対応方法
- 鏡面の変形、破損交換
- 鏡面のくもり交換
- 鏡面の汚れ清掃
- 注意点
- 鏡面については設置後、時間の経過に伴って鏡面の劣化が進行し、反射率が低下し見え方が悪くなります。このため、点検に当たっては反射率の低下による見え方にも留意する必要があります。
- フードの破損交換
- キャップの破損交換
- 支柱のさびの発生交換
- 支柱の塗装のキズ、ハガレ交換※軽度な場合は補修
- 支柱のヘコミ、変形、曲がり交換
- 金具類の曲がり、変形交換
- 金具類のさびの発生交換
- 注意点
- 上記の他に基礎が十分に固定されているか、視線をさえぎる障害物の有無にも留意する必要があります。
道路反射鏡を設置した場合は、以降の維持補修作業を合理的かつ能率的に行うために台帳を作成し、管理番号、構造等を記録する。
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